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　少し前から“半導体が不足”と言われています。半導体の供給が不足してクルマなどの生産に支障をきたしているというのです。でも半導体という単語のイメージに強い違和感があります。
　高校生の頃から勉強そっちのけでラジオをなどを作って遊んでいました。回路にコンデンサー・抵抗・電源トランスなどを組み込みます。（古いイメージですみません）回路の途中にダイオードやトランジスタ（古いイメージ）を組み込むこともありました。このダイオード・トランジスタは電気的な条件によって電気的導体になったり不導体になったりします。なのでダイオード・トランジスタを半導体と称していました。
　その後年月を経て巨大な回路を小さな樹脂に閉じ込めた集積回路が登場しびっくりしたものです。その頃は集積回路が半導体であると単語の意味を更新していました。
　現在では巨大な回路である集積回路多数と他の部品をを数多く基盤に載せた目的別のコンピューターが家電やクルマに使用されています。
　現在“半導体不足”と言われている半導体とは目的別のコンピュータのことです。それは半導体本来の名称から随分かけ離れています。でもこんなことを言うとただの年寄りの繰り言と思われそうですから、本来の名称など押し殺して単語の意味をアップデードです。
　でもどう考えても〈半導体〉じゃなく〈制御装置〉とか〈制御コンピュータ〉なのですが！同じようなことを例えれば料理の〈パエリア〉を〈お米〉とか〈主食〉と称しているような違和感です。
　あぁ～やっぱり繰り言になってしまいました。

　先日、運転免許の認知機能検査の連絡が届きました。３年前は９月下旬だったのに今回は１１月初旬になりました。９月下旬のつもりでイラストを覚えたのですが…！早めに済ませたいものです。

　　　　　　　　　　イラストを覚え切ったに検査日がひと月半後でやる気削がれる

　新潟県新発田市でも先日の大雨には半ば怯えました。断続的ではありますが降っている時間が経験したことがないくらい長く、降り止んでいる時間がとても短いのでした。前の道路を覗くと河のようになっています。合併浄化槽の上１０cm程水嵩が増し、トイレが流れず焦りました。トイレはサイフォンの原理で一挙に流れ去るらいいのですが下流が水溜りになりサイフォン原理が働かないのでした。
　でもその後の報道を見ると道路が河になる、トイレが流れないなんて何でもないことだと分かりました。村上市の小岩内という集落で大規模な土砂崩れが、関川村の湯沢でも同様の、そのほか幾つもの箇所で甚大な被害が発生しました。
　家が壊れなくとも床上まで土砂が入り込んだ被災者の方は想像を絶するご苦労に違いありません。被災者の方は半ば折れそうなお気持ちを何とか抑えて泥を掻き出しておられるのでしょう。痛ましいです。

　日本は山の麓に住宅がある場所が多いですから大雨が怖いです。また山崩れは地表の輪廻という壮大な自然現象の一部でもあり人智では太刀打ちが難しいことでもあります。幸い近年ではかなり正確な予報が発せられます。早めに避難する他ないのでしょう。

　新型コロナ禍は今後どのようになるのでしょう？心配です。今のところはワクチン接種が有効？でもやはり決め手は薬ですね。有効な薬、それも注射でなく市販薬・処方薬として手軽に服用できるのが有難いですね。

　　　　　　　　　　　　猛暑日の予報迫りて身構えるエアコンＰＣ電気頼りも

　先日YouTubeのパソコン関連動画を観ていましたら内蔵ＨＤＤをＭ.２ＳＳＤにクローンすると“爆速”でパソコンが動くというのがあり、散々迷った末挑戦しました。無事クローンが終了しＢＩＯＳを弄ってＭ.２ＳＳＤでWindows10を起動できました。
　ところがＭ.２ＳＳＤの寿命を表示するアプリがＳＳＤを認識しません。販売を担っている会社へ質問するとＢＩＯＳを弄る必要があるとのことです。…で、それを失敗しＷｉｎｄｏｗｓｂｏｏｔＭａｎａｇｅｒを消してしまいパソコンを修理に出す羽目に！
　そもそもＢＩＯＳを弄らなくてはならないアプリって超～不親切だと…忌々しい思いで修理完了を待ちました。そして再度ＳＳＤを取り付けましたがＳＳＤで起動することはできません。今度はパソコンメーカーに電話して尋ねると最初は「ユーザーが後付けした部品についてはサポート外です」と言われ…何とかお願いして尋ねました。
　どうやらＨＤＤからクローンしたＳＳＤを一旦取り外すと再度取り付けても起動メディアに出来ないらしいのです。理由は理解できませんが。
　そんな訳で腹立ち半ばの落胆でＳＳＤを取り外し、以前と同じＨＤＤだけにしました。〈大山鳴動して鼠一匹〉という諺がありますが今回は鼠一匹もありませんでした。でも大いに頭を悩ませ幾分はボケ防止に役立ったとも思うのです。
　何事でも興味が湧いたことには突っ込み過ぎるのが自分の悪い癖と幾度も思い知るのですが繰り返してしまいます。

　新型コロナに対する扱いが変わりました。社会的集団免疫の完成？に近付いているのでしょうか？マスク無しで自由に過ごせるようになりたいものです！

　昨日、三遊亭円楽さんが肺癌のため亡くなられました。今朝ネットでアントニオ猪木さんも亡くなられたとのこと、ご冥福をお祈りします。　

　　　　　　　　　　失敗も脳の刺激と前向きに残念感をちょっと誤魔化す

　歩行者妨害についての記事がありました。信号のない横断歩道で渡ろうとしている人がいてブレーキを踏んで待っていると歩行者の方が立ち止まって「先に行ってください」と手で合図をしたのでクルマを走らせたという事例です。それを警察官が見咎め違反切符を切られたというわけです。なんとも硬直的な取り締まりです。歩行者が“お先にどうぞ”と合図をしたのなら明らかに歩行者妨害ではないでしょう。
　横断歩道横に人がいても渡る意思があるかどうか迷う場合もあります。そんな場合歩行者がちょっと手で合図して欲しいと思うのです。クルマの流れにもよりますが横断歩道の前でブレーキを踏むとき、すぐ後ろのクルマに追突される怖さがあります。
　逆に歩行者の立場ではクルマが停まってくれると恐縮で頭を下げて急いで渡っています。歩くのが少し不自由な老人なら尚のこと恐縮してしまうでしょう。クルマが多くない個所では停まって貰うよりも先に行って貰って気楽に歩いて渡りたいのです。
　取り締まる警察官にとっては“とにかく歩行者優先”をしなかった場合は違反だという方が分かり易く不公平がありません。歩行者が“お先にどうぞ”の合図をしたかどうか曖昧な場合水掛け論になってしまいます。例え歩行者が立ち去っていなくても日常運転することもある歩行者なら運転者に違反切符を切らせるのは忍びないでしょう。
　これは法の運用に幅を持たせるべき数少ない事例です。とはいっても警察官の立場では検挙実績が自分の成績になるのでしょうから…なお難しい問題です。

　皆様コロナ感染者の全数把握を一考しようという動きです。新型コロナを季節性インフルエンザと同様の扱いにするのでしょうか。オミクロン株は重症例が少なく感染力が段違いといいます。いよいよ益々社会的集団免疫完成を待つ態勢です。なんとかそれまで人柱にならずに済むよう無理をせず運動・食事に留意して頑張りましょう！

　　　　　　　　　　　　猛暑日の予報迫りて身構えるエアコンＰＣ電気頼りも

　最近ＰＣでＹｏｕｔｕｂｅを見ることが多くなりました。パソコン関連のそれを観ていますと内蔵ＨＤＤをＳＳＤに換装すると劇的に動作が早くなるという情報が幾つも有りました。とても魅力的に思える一方“今のままでも満足できないわけじゃない”という気持ちもありました。幾日も迷いました。…で、とうとうＡｍａｚｏｎでポチッと。クルーシャルの定番の1TBです。ソフトを使って６時間ほどもかけて内蔵ＨＤＤのクローンを作りました。
　ところが思わぬ不具合が…、PhotoGalleryがこれまでのように動きません。実はこのソフトはＷｉｎｄｏｗｓ１０ではサポートされていません。でも運よく我がＰＣでは動いていたのです。ＨＤＤ内の画像をテキスト検索すると簡単に目的の画像のあるホルダーに辿り着けるので便利だったのです。クローンが無事終了しても“全く同じ”ではないと思い知りました。それにＰＣの動作速度も劇的というには遠いものでした。
　我がＰＣには内蔵メモリーが１６GB（デュアルチャンネル）ありますので、それが効いていたのかも知れません。已む無く元のＨＤＤに戻しました。するとPhotoGalleryが元のように動きホッとしたのでした。

　先日栂池自然園を“散策”してきました。…でも散策ってとんでもないことでした。ぐるりと歩くと４時間とのことでしたが“殆ど平坦な木道”かと思いきや立派な登山道でした。入園料も設定されていて確かに木道が整備されていますが大変急な登りも複数カ所あり、あまりに辛く（暑く）早く歩き終えたい気持ちが勝って妻の顰蹙を買ってしまいました。（前日の笹ヶ峰の夢見平と鮫ヶ尾城址の疲れも残っていましたので…）でも齢のせいとは思いたくなく…やっぱり齢のせいでしょうか？

　少しずつ社会的集団免疫に近付いているのでしょうか？マスクなしの日が待ち遠しいです！

　　　　　　　　　　スケジュール暑さ戻りてかなり無理ハイクの筈が半ば苦行に

　テレビで紹介された場所へ行ってみたくなりました。〈百名山〉で戸隠古道が紹介されました。一の鳥居跡から鏡池まで（１日目）奥社入り口から戸隠山へ（２日目）。
　戸隠山はとても無理でも“古道”を歩いてみたくなりました。調べると戸隠中社・奥社・宝光社辺りに、いろいろと整備管理されハイキングできる路がありました。
　４０年ほど前に訪れた時は長野市から戸隠バードライン経由で上りました。なので奥社から北へはドンドン山奥へ入るイメージだったのですが今回は信濃町ＩＣを下り県道３６号線を使い戸隠方面へ走りました。
　高速を使えば２時間３０分足らずでした。普段から未明の時間帯に起床していますので３：００頃に出発、６：００頃中社駐車場へ到着し、奥社～鏡池～小鳥池～中社と歩いている内に梅雨明けの空に容赦なく日射しが降り注いで、高原といっても、流れる汗に閉口しました。
　戸隠神社の辺りは４０年前の記憶とは、当然ですが、大きく様変わりしていました。妻の歩数計では１０ｋｍ以上歩いたと表示されました。訝しいですが？
　夏の山登りは３０００ｍ近くの高度がないと暑くて無理です。戸隠神社周辺は１２７０ｍほどです。でも午前中にハイキングできました。流れる汗に備えて水・お茶をリュックに入れて熱中症にならないよう歩きました。
　無事に帰り着き、次回は秋になってからと思い定めました。時間があると、つい出掛けたくなる悪い性格は息子にもＤＮＡ伝播しているようです。
　高速道路のおかげで遥かな遠路でも日帰りができ有難いことです。もう少し廉ければ尚有難いのですが！

　あと１０日余りで新型コロナワクチン４回目です。また酷い寒気に襲われなければいいのですが。

　　　　　　　　　　　　梅雨明けて戸隠古道大汗も歩き終えれば結果オーライ

　先日我家のＩＨクッキングヒーターのガラス天板がひび割れました。何かを落としたわけでもなく、空の鍋をほんの数秒加熱したのです。耐熱ガラスといっても何かの拍子でひびが入ったのです。
　新しいものに換装しようと見積もりを取りますと１３万～１４万とのこと、でもネット検索すると半額前後です。業者の人は「インターネットのようにはいかないんですよ」と、「取り付け料は今までのモノの処分費用も含んでいます」といいます。
　ネットでＩＨクッキングヒーターのレビューを山ほど参照しますと製品の規格があって、どんな製品でも四角い取付穴にフィットするらしいと分かりました。２００Vのソケットもクッキングヒーター換装の場合は殆どがそっくり同じとか。そうなればＤＩＹ好き人間としてはやりたい気持ちを押さえられません。Ａｍａｚｏｎで￥５１０００余りというＰａｎａｓｏｎｉｃ製品を見つけポチッと、2日にポチッで４日に届きました。
　夕刻でしたが早速換装作業に取り掛かりました。本体を取り出し新しいものに載せ替えるまでは重くて苦戦した他は何の不都合もなく済み、付属パネルなどのネジが入り難い処もありましたが簡単に作業を終え“やったー感”いっぱいで幸せでした。勉強よりも機械が好きだったのがリタイヤ後に役に立つ場面が多いです。（後で気付いたのですが、換装したＰａｎａｓｏｎｉｃの製品は５年前の型落ちでした。でも新品に違いなく機能に不自由なければ幸せになれます）なお取り外した古いクッキングヒーターは地域（広域）の不燃物処理場へクルマで持ち込み、手数用￥２００也でした。
　
　皆様、９月に入りましたが２週目辺りから夏がぶり返したような陽気になっています。まだ少し暑さに気を緩めずに運動・食事に気を付けて新型コロナ終息まで生き延びたいものです。

　　　　　　　　　　　　レンジ換え重く苦戦も成就感５年型落ち不都合なし

　時々妻の衣料品の買い物に付き合います。あれこれと迷っているのが常ですが、どうも買い物を楽しんでいる風でなく、ただ単に迷っているように見えてイライラし、付き合っていられなくなります。…で、あとで自己嫌悪に落ちることもあります。優しさが足りなかったのか？とか反省するのですが幾度も繰り返します。
　何事でも迷う時って大きな違いが無いときです。大きく違えば迷わず選択できます。違いが小さいほど迷いますが、そんな時はどちらを選んでも満足感は小さいのではないでしょうか。なので迷う時はちょっとした理由で決断するのがベストです。

　最近は複数のクルマのメーカーで電気自動車が発表されています。軽自動車でも！大分以前、日産ノートを試乗したことがあります。停止状態から走り出す時の加速の良さはまさに胸がすく感じがしました。電気モーターの特性なのだとか、でもモーターの特性で高回転になるほど“加速”が鈍るらしいです。モーターに電流が流れる際の逆起電力が回転を抑制してしまうらしいです。エンジンでも回転数が上がるほど各部分の抵抗が増すのですが、それを軽減する技術の蓄積があるのでは？

　電気自動車には疑問と懸念があります。それは、今後どんどん電気自動車が増えてくれば充電する電気の需要もどんどん高くなります。するとどうしても原発頼みになります。使用済み核燃料を無害にする技術がないのに！
　日本などでは人口が減り始めていますが、元々有限の地球資源を利用する人間の数が小さくなるわけですから長期的に見れば増え過ぎた人口が減り始めるのは不都合なことではないのかも知れません。

　　　　　　　　　　　　決められぬ妻にイラつき場を離れ優しくないとちょっと反省

　先日ドローン・フォトグラファー樋口廣治さんの作品展を見学してきました。１９５２年のお生まれ（７０歳）ですが２０１０年からデジタル一眼レフカメラでの撮影を独学で始められたとのことです。そしてドローンを使用した俯瞰した（鳥の目）１８０度視野の作品作りをしておられます。
　目の覚めるような素晴らしい作品が並んでいました。会場は岩室温泉近くの観光施設〈いわむろや〉の企画展示室でした。見学可能時刻の９：００過ぎで人はまばらでした。
　…ところが、会場に入ってきたある年配の男性がしっかり作品を観ることもしないで奥さんらしき人に「最近はフィルムじゃなく皆デジタル写真だから面白みがない…」と言ったのです。フィルムカメラがデジタルカメラに凌駕されてからもう１０年くらい？にもなるのに…。
　フィルムカメラの良い処を見出している人もいて当然ですがデジタルの作品をチラッとしか見ないで「面白くない！」と感じる人は自身がフィルムカメラで身に着けてきたknow-howを不要なものにしたデジタルカメラへの恨みなのでしょうか？
　カメラに限らず技術が進歩していくと技術者が苦労して身に着けてきた技が不要になることがよくあります。そんなとき旧来の技術者は新しい工業製品に恨めしい思いを抱くのでしょう。でも自身の内に蓄積された技はそれ自身に大きな価値がある筈です。それを前提にして新しい製品を使いこなしたいものです。このテーマで書いた思い出があります。こちらがリンクです。長いので読み飛ばしてください。

　新型コロナ感染がどんどん進む中、全数把握を考え直し季節性インフルエンザと同じ扱いにするとかしないとか！でもそうなると、これまで全額公費負担だったワクチン接種も有料になる可能性がある？う～んどうなるのか気になりますね。

　　　　　　　　　　　　俯瞰した迫力写真息をのむドローンならこそ鳥の目になれ

　新聞に“ラシュディ氏刺される”という記事が載りました。〈悪魔の詩〉の著者ということで犯行は２４歳の若者とのこと。宗教には知識が薄弱ですがイスラム教徒の方々にとっては許しがたい著作だといいます。
　遥か“いにしえの頃”から人々は日常の苦しみに対峙してきましたが、それが耐え難くなった時、絶対的な救いを精神的教義に求めてきました。現在の三大宗教と言われる仏教・イスラム教・キリスト教と、そのほかの数々の信仰です。そのどれもが個人の心にとって神聖なものに違いありません。
　でも歴史を振り返れば時代背景の影響はあるにしても、どの信仰も一定以上の排他性があるように思えます。それが“いにしえの頃”から現代まで戦争の種になった例が数多いのではないでしょうか？
　思えば信仰は一定以上論理的思考を否定していると思います。或いは論理的思考を不要としているでしょう。私たちを取り巻く事々が全部科学的に解明できるとは思いませんが、少しだけでも俯瞰的に思いを致し“信仰に頼るだけ”でなく個々の責任で“考える”ことが必要です。

　戦争の歴史を思うと、その時代個々が“考える”ことなく大勢に同調していたと思えるのです。その“大勢”はある種の信仰そのものです。信仰が必ずしも救いではなく争いの、戦争という殺し合いの種になるとは悲しいことです。

　連日新型コロナ感染者数がうなぎ登りです。もはや社会的集団免疫獲得へまっしぐらです。症状が軽いとはいえ私たち高齢者には楽観できません。食事・運動など日々留意してマスクを外せる日をじっと待ちましょう！

　　　　　　　　　　　　大き目のウナギ選んで満腹に歳重ねても量を食いたい

　銃撃事件犯人の母親が思いを述べたそうです。新聞＆ネットなどメディアによると母親は、その献金が１億ともそれ以上とも報じられる、教団に“申し訳ない”と供述したといいます。自分の子供の悲惨な心のあり様に心を砕くのでなく盲目的に信じている教団に“申し訳ない”というのです。
　でも本当は世の中には子供に愛情を感じない母親も珍しくないのかも知れません。そんな女は（男でも）強い恋愛感情とは無縁な人生を歩んできたのかも知れません。
　信仰はその下位に人間同士の”愛”を肯定するものでなければ…。

　ちょっと訝しいニュースがネットに有りました。数年前、２９歳の中学校女性教師が１５歳の担任クラスの男子生徒とたった一度だけ抗し切れず“まちがい”を犯したのだといいます。２年後に公になり結果的に不起訴処分でしたが教員の職は懲戒免職になりました。
　男子生徒の積極的な姿勢に抗し切れなかったといいます。１４歳の年齢差ですが有り得なくもない。高尚な事々を別にすれば、とても人間的な出来事で被害を受けた人がいる？と思えます。
　自分の家庭を顧みず１億もの献金をし悲惨な境遇の息子が犯罪者になっても“息子に申し訳ない”でなく教団に“申し訳ない”と述べた母親とこの女性教師のあり様を比べてしまいました。

　何事でもあまり崇高過ぎるのはちょっと違うのかも知れません。人間少しはドロッとした事々を忘れないほうがいいのでしょう。

　皆様、新型コロナ感染者の数がうなぎ登りです。でも抜本的な対策よりも経済活動維持を進めるようですね。これは社会的集団免疫の完成を目指しているに他なりません。勿論犠牲者も刷り込み済みでしょう。なんとか生き延びなければなりませんね。

　　　　　　　　　　　　夜の闇風どんよりと流れ無し夏空じっと覆いかぶさる

　陸上自衛隊の二等陸佐が逮捕されました。４３歳とのことです。逮捕理由は、なんと特殊詐欺の受け子をしたとのことです。詐取したクレジットカードで現金を引き出そうとした？
　二等陸佐は“中佐”です。（中佐なんて日本では旧陸軍の階級名で古過ぎ？）４３歳で二佐ということから防衛大学校卒業に違いありません。超エリートです。そんな自分の有り難い身分が台無しになる可能性を考えなかったのでしょうか？
　自衛隊幹部として背負いきれないほどのストレスがあったのか、或いはこの人はストレス以外、恵まれたご自身の有り様が自覚できていなかったのかも知れません。
　４３歳の若さで幹部になり大勢の年長者の部下を掌握するのが難しかった？
　この二等陸佐にはご家族があったのか？きっと免職でしょうからご家族は突然“荒海”に放り出されるでしょう。報道に接しても事件の真相は殆ど見えないのが常ですけれど…。

　先日放映された松本清張原作の〈事故〉を観ました。なんと４７年前のドラマです。（蔵出し放映とか）４７年前ですから俳優さんがみんな若い。<こころ旅>の火野正平さんの髪はいっぱい有りました。もう亡くなった方々もいっぱいいらっしゃいます。改めて自分の齢を思いました。

　先日のコロナワクチン４回目接種のあと当日は酷い寒気がしました。２日目は微熱、そして３日目は症状が消えました。なんとかならないものかって思いますが…。

　　　　　　　　　　　　俳優が若くビックリ懐古作我の齢こそ驚くべきか

　最近民主主義について論議されることが多くなってきたような気がします。
　戦後と同時に生を受けて以来、つい最近まで戦前から１８０℃転換した民主主義の価値観の中で過ごしてきました。日本人の勤勉で一途な性格が鬼畜米英から一転、米国を中心とした連合軍のＧＨＱ主導の民主主義を頂いて現在まで来ました。

　戦後の文字通り何もない貧しい社会は諸々の理由がありますが、物が豊かで金さえ出せば欲しいものが手に入る現代社会へと変貌しました。
　幼少期の頃の記憶を思い起こせば夢のような物質文明です。でも不思議なことに不満を持っている人が昔よりも沢山いるように思います。
　それにも拘らず選挙のたびに投票率の低さが目立っていますが、何よりも候補者を選ぶ際に思想信条や政党の標榜する事々で判断するのでなく候補者の見た目や感情移入できるかどうかで判断しがちなことが民主主義を揺るがしています。
　現在再評価されている我県出身の大政治家だと思いますが…『人は理屈でなく感情で行動する』と表現したといいます。残念ながら真実です。この政治家を最近では立派な人だと感じるようになりました。

　民主主義が真に有効に働くのは“自分や家族に直接危険が及ぶ可能性が感じられるとき”かも知れません。ただそんな時でも我が国では周囲の同調圧力が異常に強く民主主義が抑圧されるかも知れません。

　　　　　　　　　　　　暗殺が我が国でもとぶったまげ何が何でも暴力否定