ていいちOTP

(2014/07/28 )
(2014/08/18 )
   新発田市からクルマで25分ほどの胎内市では14/07/26に最高気温37.7℃と報じられました。ちょうど四阿山(あずまやさん)・根子岳(ねこだけ)から戻ってきた日です。クルマの外へ出ると暑いというよりも肌に刺さるように“熱く”感じていました。
 しかし山を歩いている時はそれ程に暑く感じません。やはり2000mを超える場所はかなり気温が下がっているのです。(とは言っても夏ですからそれなりですが)上の画像はネットでもよく掲載されている風景です。風が吹いていて汗ばんだ体に気持ちよく、次第に足取りが重くなったのですが歩を進めることができました。きっと年間を通じて風が強く、背の高い木が育ちにくいので、ここだけ笹原になっているのでしょう。
 前日も暑い日でしたがネットの情報に標高別の気温予想があり、山の上は20℃前後でしたので出かけました。便利です。少し昔なら考えられません。
 こんな山歩きは勿論妻に誘われてのことでした。
 最近のニュースで『出会い系サイト』を利用した強盗が報じられました。女子高生に「会いましょう」と誘われ出かけて行った28歳の男性が女と一緒に現れた28歳の男に脅されてATMでお金を引き出させられ22万円盗られたのです。美人局(つつもたせ)です。
 昨日のニュースでは高1の女生徒が同級生の女生徒を殺害したということです。後頭部を幾度も(凶器で?)殴りつけたそうです。(07/27の〈バンキシャ〉では首と手首が切り離されていたと伝えています)
 ある意味では社会が良い意味でも悪い意味でも“成熟”して、将来に希望を託す余地が無くなっているのかも知れません。ちょっと昔は、少し“足りない環境”にあって、頑張ったあとに欲しいものが手に入りました。今は社会的にモノが溢れていて、個人的にはカネが無いだけなのです。
 盗みも殺しも“アリ”の怖い世になりました。〈他人の痛み〉を想って〈我慢する〉ことを子供に教える余裕のない大人が増えてくると怖い子供が増えると思うのです
(2014/09/30 )
 2014/09/27,那須の三本槍岳を登り、家に戻って“御嶽山噴火”を知りました。大勢の登山者が被害に会われました。那須もレッキとした火山ですが、まさか噴火するとは思わなかったですが可能性は大きいです。
 昔、学校で『死火山』という言葉を習いました。研究が進んで日本列島の火山に死んでいる山などないのでしょう。火山にとって数百年というスパンは短いのかも知れません。
 ちょうど紅葉の時期で、しかも週末なので被害が大きくなりました。それにしても火山灰が数十センチも積もるとは吃驚しました。
 もう一つ驚いたことがあります。韓国内の水泳競技場で日本人選手が韓国メディアの人が報道に使っていたカメラを“盗った”というのです。防犯カメラに盗む様子が写っていたとのこと、犯人の選手は『カメラを見ていたら欲しくなった』と供述しているといいます。日本水泳選手として〈追放〉の処分になりました。
…それにしても水泳の能力が高く、子供の頃から水泳ばかりで“人としての基本”を教える大人がいなかったのでしょうか。何処の国にもいろいろな人がいるとはいえ恥ずかしいことです。
 もっとも人間的といえば私だって人間ができていず(本当にそう思っています)、日々恥を晒しているので偉そうなことを言うつもりはありませんが…。
(2014/09/21 )
 今回は上の画像についての事々です。
 14/09/18、新津美術館へ走りました。朝の新聞に〈萌芽会展〉という展示会を美術館の市民ギャラリーでやっていると書かれていたのです。出品者はプロの方々ではありませんが幾度も県展に入賞した方や無鑑査になった方などの作品で、心動かされる作品がたくさんあり楽しむことができました。
 会場の雰囲気はローカルなもので、会員の方々が話しているのを聞いているとその辺の小父さんや小母さんという感じがし、変に上品ぶっていないところが良い意味で田舎っぽくて好ましい雰囲気だと感じました。そんなローカルな会話と作品の素晴らしさの落差が面白いと思いました。
 当日、9:00開館だと思い違いをして出掛けましたが、開館は10時でした。1時間足らずの時間ができてしまいましたので、それまで上がったことがない『古津八幡山遺跡』という場所を見学してきました。美術館隣の〈弥生の丘展示館〉脇の路を少し登った処にあリます。
 これは磐越自動車道建設のための土取り山にする前に遺跡調査をした結果、弥生時代の遺跡が発掘され、史跡として残されたのだといいます。そして自由に見学できるようにし、住居址の後には萱で屋根を葺いて、そんな時代の雰囲気を作っています。あたりは一面に芝生になって広々した丘になっています。
 すぐ隣にも遺構があったそうですが、そこは土取り山として高速道路の盛り土と化したあと平らになった場所は〈県立植物園〉になっているとの説明書きがあります。
(2014/09/13 )
 新聞の一面に大きく『IPS世界初の移植』のニュースが載りました。皮膚から採取した細胞からIPS細胞を作製して眼の網膜色素上皮細胞を作り網膜の患部と置き換えたというのです。手術を受けたという女性が70代というのもビックリしました。それでも順調にいけば1週間で退院できるそうです。
 この世界初の試みの安全性や効果の評価には1年ほど掛かるといいます。患者さんにとっても関わった研究者にとっても“実験的”な試みでしょうけれど高性能コンピュータを利用して十分な“成功の可能性”を確認できたのでしょう。その点、46年前の〈和田 心臓移植〉とは社会的にも科学的にも大きく違っています。
 もう一つ驚異的な記事がありました。日本に100歳以上の人が58,800人も居るというのです。20年前の10倍、その内“おばあさん”が87%なんです。“おじいさん”は13%なわけです。13:87って…どうして女性が長生きするんでしょうね。この事実に長寿の鍵が隠されているに違いありません。
 ただ、“心身ともに健康な状態で長寿”という条件をつければ、どうなるか分りません。それでも女性の方が長寿でしょうけれど、13:87ほど開かないのでは…と思います。
 しかしそんな条件を付けた統計は取りにくいのでしょう。条件を厳密にし難いことと『あなたは心身ともに健康じゃない』なんて決めつけると社会(政治)問題になりますから。  
 
(2014/09/04 )
  昨日・今日と暑い陽気です。昨夕方の天気予報ではフェーン現象だそうです。未だ9月上旬ですからフェーン現象も不思議ではありませんが3日前まで涼しかったのでちょっと意外な感じもしました。今回は台風のせいではないようです。
 内閣改造で女性が5名起用されました。諸外国はどうなのか、我が国では大臣の交代の頻度が大きいように思えます。
 建前はともかく、大臣というのは本当に政治に大きな影響力を持っているのでしょうか。立場上省庁のトップですから“やる気のある人”なら社会に大きな影響力を及ぼすことができるかも知れません。しかし役人である官僚が実務を担当しているのですから大臣に知識とやる気が十分なければならず、何より各省庁の官僚に協力して貰わなければなりません。
 内閣改造が大衆向けのパフォーマンスで終わらなければいいのですが。
 …本当いえば、内閣改造など興味がないのです。興味があるのは選挙だけです。私たち庶民が政治に直接関与できるのは選挙のみですから…。
 
(2014/08/26 )
  先日来の広島の土砂災害の惨状は、余りのひどさに目を覆いたくなるほどです。63人の方々が犠牲になられました。(14/08/26夕刻現在)
 ニュース映像では信じられない大量の土砂と大きな岩が住宅地に流れ出しています。…上空からの映像を見ると山の斜面のすぐ傍まで宅地になっています。
 日本にはそんな場所がたくさんあります。専門的なことなど分かりませんが災害が発生した地域は花崗岩が風化してできた土だとか報道されています。
 山の斜面に大量の雨が降って土が流れ出すという災害は毎年どこかしらで発生しています。山の斜面でも“災害危険区域”に指定されていなければ、宅地造成を止められないのですね。
 しかし災害危険区域の指定を受けると土地の資産価値が著しく下がるでしょうから地域の住民の方々もそんな指定を受けるのに抵抗があるのだといいます。なるほどと思いました。
 やはり災害のニュースを見ても、我が身に降りかかってくるまでは“野次馬”になっているのかも知れません。 
  昨日録画してあった〈視点論点〉で次のようなお話がありました。学生に太平洋戦争の話をしたあと感想を尋ねると
「アメリカと戦争したことがあるなんて初めて知りました。びっくりで〜す」という反応だったそうです。もちろん全員じゃないのでしょうが、そんな若い人たちが多くなっているのです。
 高校日本史でも受験に合わせて授業を進めると〈近現代史〉までいかないのでしょう。それに昭和史はどうしても左か右のイデオロギーに傾くでしょうから扱い辛いのかもしれません。
 若い人ばかりではありません。政治家も社会の中堅の人たちも、もはや戦争や戦後の貧しい時代を体験した人はいません。(いるとしても僅少で現実に社会を動かす実力はとても小さいでしょう)
 一見豊かな今の社会では戦争の悲惨を皮膚感覚的にもっている人が極めて僅かなのです。高校生・大学生にとって戦争を語り続ける方々のお話を“昔話”にしか感じないのでしょう。暮らしの環境が違い過ぎますから無理もないとも言えます。
 戦後の“69年間”は一応平和でしたが、実は酷い負け戦(いくさ)の反動で実現した短い平和だったのかも知れません。その69年の間、世界中で数えきれないほどの人たちが戦争で命を失いました。
 平和を標榜していても利害が自国に及ぶと戦争してでも相手をやっつけようと考えるのです。それはきっとどんな人にも当てはまると思います。
 どんなに不愉快で安心できない状態でも“相手をやっつけない”というのは法治国家の中だけなのでしょうか。ちょっと以前、『さいごはカネでしょう』と云った人がいましたが、国家間では『さいごは力』なのでしょうか。相手が“敵”になれば〈他人の痛み〉など慮ることなく殺し合いが始まります。
 人間も動物と同じで『自分さえ良ければいい』というのが原色の姿なのかも知れません。だからこそ人間の英知を…と思うのですが“生ぬるい”でしょうか。 
(2014/08/12 )
  最近は度肝を抜かれるようなニュースに事欠きません。先週(2014/08/05)理化学研究所の笹井芳樹氏が自死して果てられました。理研の再生科学総合研究センターの副センター長です。
 無責任に想像できるそれらしい原因はニュースでも取り上げられていますが、痛ましさばかりが心に広がります。笹井氏は36歳で京大再生医科学研究所の教授になられたといいます。未だ52歳で研究者としては先が長く大きな期待が寄せられていたでしょうに。この先大きく人類に貢献する成果を出された可能性もあります。惜しいことでした。
 もちろん人の“命の重さ”は立派な研究者であろうと市井の名もない人であろうと全く変わりません。…このニュースを知って驚くと同時に“人の運命は分からないものだ”と、そう感じました。
 或は、笹井氏のように勉強の偏差値が極めて高かった人は子供時代から現在までのご経験から〈打たれ強くない〉お人柄だったのかも知れません。(勝手な推測ですから全然違っているかも知れません)
…人それぞれの“辛さ”“苦しみ”は例え客観的に同じに見えても大きく異なるものです。同じように人それぞれの“嬉しさ”“喜び”も例え同じようにに見えても、大きく異なるに違いありません。
 決して達観しているわけではありません。高い処からモノを言ってるわけではありません。ただ過去の苦い思い出を辿ってしまっただけです。
  
  
(2014/08/05 )
  このところ突然“新発田市”が全国に知られました。石垣島出身の31歳の男が若い女性3人を殺して遺棄した容疑で逮捕されました。その他にも駐車中のクルマに強引に乗り込んで女性を強姦した容疑も複数あるそうです。現在はまた別の犯罪容疑で取り調べられていました。(地裁での勾留質問中に逃走し直後に逮捕されたのもこの男です)H25年夏、新発田にやって来る前は宮城県にいたそうです。
 3人の女性殺害のうちの一件は、我が家から徒歩数分の場所でクルマ4台が燃えた事件です。1台のクルマに焼けた遺体があったのです。驚いたことにこの男は元妻と一緒に暮らしていたといいます。
 どうにも理解しがたい所業です。未だ容疑者の段階ですが、警察は丹念に物証を揃えて送検して欲しいものです。
 こんなニュースを目にする度に〈死刑〉は正しいと考えるのです。日本には終身刑がないのですから…。死刑執行の度に論議が起きますが死刑囚が犯した振る舞いを思えば、どうして死刑執行を悪行のように考えられるでしょう。(勿論、冤罪を作らないために警察は真面目に丹念に物証を揃えて送検しなければなりません)
 このように“事件”で新発田が有名になるのは残念なことです。クルマ4台が燃えた事件に関して我が家にも取材に来た人がいました。フジテレビの腕章を示しました。事件は夜のことで、我が家ではもはや就寝時刻の後でしたので何も知らなかったのでした。

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