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(2014/05/27 )

ていいちOTP

 5月25日に南魚沼の坂戸山へ登ってきました。実は昨年も“同じ日”に坂戸山へ登っています。登山道のあちこちに蕨が沢山あるのを覚えていて「蕨採りに行こう」という妻の提案で走りました。高速道路のおかげで少しくらい遠くても気軽に出かけられます。
 私は殆ど採らず新緑を楽しむ時間になりました。蕨を採っている人が少なくありませんが、妻も十分な量を採りました。
 坂戸山は登り口と頂上を結ぶ路が2つあり輪になっています。右の路は立派な階段が整備されていて地元の人がよく利用されている?ようです。脚のトレーニングが目的で半ば走るようにして上り下りしている若い人たちもいます。左の路は自然のままの斜面につけられた細い路です。こちらの路がハイキングらしい雰囲気です。蕨はこちらにあります。
 坂戸山は東京スカイツリーと同じ標高だそうです。(弥彦山も同じ634mとのこと)
 何でも有名なものが出現すると“こちらも同じ”と称することが多いですね。各地にある“○○銀座”というのも同じ発想です。…そして斜に構えている私がとてもおかしいと思うのは“△△の小京都”と称する街です。
 有名な事・物に例えると分かり易いです。でも名のあるものになぞらなくても、『もっと自信持てばいいじゃないか』と感じるのです。「本家には敵いませんが…」と言ってるように思うのです。
 どんなに装っても“素の姿”は変わりません。〈素のまま〉を認めてもらうことがBESTです。

(2014/07/21 )
  最近、驚きのニュースが多くなりました。マレーシア航空旅客機がウクライナ東部でミサイルに撃墜されたとは…。日本人の乗客は確認されていないとのことですが。高度1万メートルを飛行している旅客機がマッハ2.5のミサイルに撃墜されたのですから『乗員も乗客も何事が起ったのか理解できなかったろう』と記事に書かれていました。撃ち落とす“トリガー”を引いた兵士は軍用輸送機と民間旅客機をどのようにして識別できるのでしょう。地上から10kmもの距離ですから豆粒ほどにも見えないでしょう。
 実際にトリガーを引いた者は良心の呵責がないのかと思うのですが、戦場では「良心もクソもない」のでしょう。今後も互いに相手の仕業だと主張するでしょう。
 ただ、どうして紛争地域の上空を飛行したのかと思うのです。飛行ルートが決められていても紛争地域上空を避けることはできないのでしょうか。まさか迂回すれば燃料が余計に必要になると考えた…わけじゃないでしょう。
 妻が大河ドラマ〈軍師官兵衛〉を観ています。昨夜はつられて観ていました。観終わったあと、ふと思いました。
 「戦国の武将は人と対するとき常にあのようにギンギンと力むように言葉を交わしたのかなぁ?あのように日々を過ごしていれば[燃え尽き症候群]とか[うつ病]などを発症しないのか?加えて日々の食事も、庶民ではないとはいえ現在のように栄養が充実していなかったでしょうに。まぁ平均寿命は現代とは比較にならないほど短かったのでしょうけど」そんなことを思ってしまいました。
 ヘソの曲がった発言でゴメンナサイ。(緊迫した場面をつながないとドラマにならないと知っています。死ぬか生きるかという場面では燃え尽きれば死ぬ以外ないのでしょう)
(2014/07/14 )
  今朝の新聞の見出しにゾッとする記事がありました。『共謀罪』です。殺人などの凶悪犯罪に関して2人以上が相談すると罪になるというものです。以前にも複数回検討された記憶がありますが、今回は集団的自衛権を閣議決定したあとですから身近に怖さを感じました。「○○してやろうじゃないか」と複数人が話し合うと犯罪になり逮捕される可能性があるのです。
 為政者がこの種の法律を企図する場合、法の適用範囲を将来的に拡大する余地を残したがるものです。法の適用範囲を厳密にすべく明確な規定が必要です。自分で考えて投票しなければいけません。庶民が声を上げる必要があります。
 憲法改正への国民投票に関する法律の改正で『有効投票数』を母数とする際『投票率』の下限を決めなかったのと同じ図式です。(若い人たちには焦眉の出来事にも拘らず、若い人の投票率が低いのは危険です。投票率の低い年齢層に有利な政治はあり得ません。
 現在の政権がやろうとしているのは(全部じゃないですが)“今”の幼い子供や小学生が戦場へ駆り出され戦死する道を開くことです。きっとその内に徴兵制度が敷かれるでしょう。
 ただ「自分の国を守るのは当然だ」と言われると辛いです。第2次大戦の敗戦6ヵ月前に生まれ、「もう兵士になる可能性がない老人が偉そうに発言してるんじゃねぇ」と言われると辛いです。
(2014/07/07 )
  ニュースによると伊藤忠商事の32歳の男性が約7億円を着服していたのだそうです。
 そんなことができる会社のシステムにも驚きますが、巨額着服の動機がFXの穴埋めだというのにも仰天しました。FXとは『外国為替証拠金取引』のことだそうです。試しに検索してみると『儲かるからやってみよう』という顧客を勧誘する文句が並んでいます。
 儲かる人がいれば同じ数字だけ損をする人がいる筈で、自分が損をするほうになる可能性もあるわけです。
 …でもホントいえば勿論お金が欲しいですねぇ!お金は増えても場所をとりませんからね。
 また経済学の限界効用(marginal utility)を思い出しました。限界効用逓減の法則というのも習いました。“ひとつ増えたとき”の満足度のことです。お金も似ているかも知れません。10万円で暮らしている人が1万円を得たときの満足度と100万円で暮らしている人が1万円を得たときのそれとは当然違うものです。1万円を失った時も収入が少ない人ほどダメージが大きくなります。
 お金を大切に暮らしたいものです。大切にしていればイザというとき、お金に助けてもらうことができます。お金を大切にといってもお金に幻想を託してはいけません。何よりお金さえあれば…といってお金を惜しがるなら、もはや守銭奴に成り果てます。
(2014/06/29 )
 新聞の記事に福島県警の警視(52歳)と警部(51歳)が相次いで自殺した問題で上司である清野隆行(新聞に掲載されていますので実名です)捜査二課長が戒告処分となり更迭され“警務部付”となりました。新聞によると警察庁からの出向者だったらしいです。階級は自殺した部下と同じ警視ですが年齢が45歳だそうです。6〜7歳も年下の者から人格を否定されるような言葉で課員の中で叱責されるのは辛くやる気が失せるでしょう。自殺をした部下の2人は本当に気の毒です。
 ただ自殺するくらいならアホ上司など心で無視し『給料を貰う場所だと割り切って何を言われてもハイハイと聞き流せなかったのでしょうか』
 しかし現実にその立場になると簡単ではありません。昔を思い出します。それでも『命は世界の窓(essayみたいな)』です。人間は命あってナンボ、死に際に納得できてナンボの存在です。
 数日前、ソークネクストの〈B's Recorder 12〉のHDDバックアップ機能を使おうとしたのですが2度も3度も失敗し、secure off状態で、電源ボタン長押しで強制終了を余儀なくされました。(メールでサポートを依頼しましたが…)それが原因と思うのですが(個人的に疑っています…)頻繁にレジストリーエラーが表示されるようになりました。仕方なくリカバリーディスクを使ってCドライブをリカバリーしました。難儀しました。〈B's Recorder 12〉のHDDバックアップ機能はWindows 8 以降では旨くいかないようです。…今回初めてWindows 8 と8.1がそれまでの“BIOS起動”でなく“UEFI起動”になったことを知りました。パソコンによってはBIOS起動を選択して起動することができないらしいのです。同じOSでも違いがあるのが解せないのですが、マザーボード(メイン基板)の違いによるのかもしれません。
(2014/06/03 )
 4月から消費税率が上がりました。5%→8%ですから3%の差です。しかしどうも変です。以前税込で1,000円だったモノが今は1,080になりました。そういう例が多くなりました。実質的に8%値上りしています。でも嫌なら買わなければいい…、必要なものだけ買えばいい…という立場ですから仕方がありません。
 それでもバナナが(3〜4本)90円などという値段で売られているスーパーもあります。子供の頃とても高価だった記憶があるので信じられません。
 今朝の新聞のコラムによれば、虎の門ヒルズがオープンしたそうです。上層階のマンションのMAXは292万円/月という“家賃”とのこと。ホテルのMAXは100万円/1泊だそうです。どんな人がお客さんになるのかと訝しいですが、きちんと需要が見込まれるのでしょう。
 高級な家、高級な食べ物、高級なマンション、高級な“ホテル”(昔はバナナも高級だったのですが)…そういう“高級品”を妬んではいけません。自由主義経済の世界ではお金が動くことこそ経済活性化の〈キー〉なのです。経済が活性化すれば、程なく庶民にもジワッと効いてきます。ホントです。
 お金のある個人ができるだけお金を遣い、企業が設備投資などでお金を遣わなくてはいけません。(社員の給料も上げてください)
 遥かな昔の“原始的”資本主義社会ならいざ知らず、現在の日本の経済システムなら、豊かな生活(資源の無駄にならない)を“贅沢”などと評するのは間違いです。そうでなく自分らしいスタンスで幸せを見付けられればと思います。
(ちょっとかっこよく書いてみました。ホントは小さな贅沢ならしてみたいですが…) 
(2014/06/20 )
  阿部首相が北朝鮮との間で拉致被害者の再調査をとりつけたとのことです。また調査には日本側も参加して検証するとも…。横田めぐみさんほかの帰国は御両親をはじめ日本人としては心底待ち望んでいることです。
 昨日、テレビでよど号ハイジャック事件のあと北朝鮮で暮らしている犯人たちの映像が流れていました。自分たちは拉致には関与していないと話していましたが…。食事風景はちょっとした宴会みたいで演出なのでしょう。
 北朝鮮は今までに幾度も拉致問題で歩み寄る姿勢を演出しましたが結果はゼロでした。今回阿部首相はどんな見返りを与えると伝えたのでしょう?…そもそも、人さらいという犯罪をした国に“アメ”を提示しなければ調査を始めないというのは理解できません。(国同士の外交は元来そういうもの?)素人としては今回も期待するような結果が得られない気がします。
 もう一つ気になることがあります。拉致問題で成果が出れば尚更ですが、再調査をとりつけたことで、人々の関心が憲法の解釈改憲から離れてしまうことです。阿部首相や現内閣は集団的自衛権に関連して?支持率が大きく低下してきました。阿部首相は拉致問題が解決に向けて動くことで人々の関心が集団的自衛権から拉致問題へ移ることも考えているでしょう。
 もちろん、横田めぐみさんはじめ多くの拉致被害者が帰国できることを心から願っていますし実現すれば感激なのですが、日本が戦争できる国になるかどうかの“時”であることも忘れないようにしたいと思います。
 それにしても、北朝鮮の指導者たちは罪深い人たちです。でも自覚していないのでしょうね。70年前の日本の指導者たちも似たような人たちだったのでしょうか?

(2014/06/12 )
 数日前から驚きの事件が報じられています。福岡県のリサイクルショップ経営の夫婦2人による殺人事件です。今朝の新聞によると、殺したあと自宅の敷地に埋め、1年ほど後に掘り出し、骨を機械で粉砕して捨てたと供述しているとのこと。2人の周辺では4〜5人の行方不明者がいるというのです。
 生身の人を殴る蹴るして殺してしまったというのですが、そんなことができる人間は“相手の身になる”こととは無縁の冷血漢なのでしょう。自分以外の者の痛みを感じることなどないのでしょう。
 こんな事件が報道される度に〈女子高生コンクリート詰め殺人事件〉を思い出します。集団であのように残虐になぶり殺した犯人たちは未成年者だったため名前も伏せられ現在では主犯も釈放されているのです。
 残虐な事件が報じられる度に、日本では死刑が必要だと考えます。日本には終身刑がなく、アメリカのように犯した罪ごとに懲役刑が加算され“懲役135年”などということもありません。
 相手の痛みを思わない奴には、せめて司法で“報復”をして欲しいのです。「裁判所は被害者の仕返しのために機能しているんじゃない」って声が聞こえてくるようです。きっと強い人なのでしょう。
 ひとの痛みを考えない人は自分も本当に痛い目に会ったことがないに違いありません。そういう人はどんな環境で幼少時代を過ごしたのか?それも是非知りたいところです。 
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