ていいちOTP

(2013/12/13 )
 特定秘密保護法が参議院でも採決され通過しました。施行するにあたって具体的なことなどを今後詰めるというのですが、決める委員はもちろん与党系ですから不安に思わないではいられません。
 軽自動車税を1.5倍に上げることが決まったということです。10,800円になるというのですが、これは年に一度のことです。軽自動車を2台使っていますので面白くありませんが、それほど大したことではありません。…それよりも“こんな軽自動車税”云々の為に「特定秘密保護法」が私たちの意識から霞むのではないかと畏怖しています。
 今日のニュースでは政府与党は《共謀罪》を成立させようとしていると報じられました。2人以上が“犯罪”を話し合っただけで罪に問われる法律です。『犯罪を計画する者たちを予め処罰しようとする』…どこが悪いんだろう…なんて文字面に安心してはいけません。
 社会情勢によっては、権力者が何にでもこじ付けて、例え冗談でも逮捕され、自由を奪われる可能性があります。
 学生の頃(もう50年も経ちました)は野党を支持する各種労働組合などが強力でした。…今は野党支持者の抵抗勢力は貧弱です。
 与党支持でも野党支持でも、投票に参加しなければなりません。若い人たちに棄権が多ければ為政者は若い人たち向けの政策を控えます。票に繋がらないからです。 
 物言えぬ社会で息苦しくなるのは若い人です。老人は将来が永くなく、「今のままでいいや」と感じる人が多いからです。
 若い人たちに意識改革をお願いしたいと思うのです。

(2014/02/08
 昨日来“芸能ニュース”が賑わっています。“有名な”全聾の作曲家が活躍しているそうですが、その作品はゴーストライターが作曲したものだったというのです。しかも18年もの長きに亘ってそうだったといいます。私は今回の話題になるまで知りませんでした。佐村河内 守(サムラゴウチ マモル)(50歳)という“作曲家”とされた人です。被爆二世とされ、全聾とされていた人です。ゴーストライターである新垣 隆という人は桐朋学園の非常勤講師だといいます。なぜ18年目にしてカミングアウトしたのか?非常に興味深いと思います。昨日、新垣 隆さん(43歳)の記者会見がテレビ中継されていました。失礼な言い方ですが幾分風采の上がらない人です。しかしとても真面目そうに見えました。記者の質問にとつとつと静かに答えていました。18年間でゴーストライターとしての見返りに700万円前後を得ていたそうです。18年間で何曲の作品を渡したのか知れませんが非常に少ない額だと思います。
 一方、佐村河内 守さんのほうは公に姿を見せず代理人の弁護士を通して“耳が聞こえないのは本当”だとコメントしています。障害者手帳も持っているそうです。しかし耳が聞こえないかどうかは脳波など精密・客観的に測定するわけじゃないでしょうから医師を欺くことができそうです。新垣 隆さんの作品を聴いて注文を付けたというのですから全聾なわけはないでしょう。サングラスをかけていたのは自分の視線を誤魔化すためかも知れません。如何にも芸術家気取りの肩にかかるほどの長髪と髭もじゃもただ胡散臭くしか見えません。
 それにしても18年間も各メディアや楽団・指揮者などが騙され続けてきたことになる訳ですからショッキングな出来事です。ただ聴衆も含めて被爆二世だとか全聾だとかいう音楽そのもの以外の話題性に感動して作品の価値を評価していたということを改めて振り返る必要があります。作品と話題性を100%切り離すことは難しいかも知れませんが本来芸術作品は作者の話題性とは関係なく、絵画でも音楽でも鑑賞した個人ごとにその胸の内に価値が芽生えるものです。それが本当に感動するということではないでしょうか。
(2014/01/27 )
 先日(2014,01,25)土曜日に、我が家でよく見る〈お宝なんでも鑑定団〉で驚くべき人が依頼人として出演していました。鑑定依頼の品は、有名な画家の描いた鳥瞰図ということでしたが、残念ながら偽物で鑑定結果は2万円でした。“本人評価額”は200万円でした。鑑定結果を聞いた依頼人は信じられないような落胆したような素振りを隠せませんでした。
 あの番組ではそんな結果になることはよくあります。しかし驚いたので依頼人が鑑定前に話していたことでした。それは驚くというより呆れたと言ったほうが当たっています。
 依頼人は〈徳川の埋蔵金〉を発掘したいと考え、依頼品の価値が高ければ、それを売って埋蔵金の発掘の費用の一部にしたいというのです。依頼人は真剣で「200万未満なら亡くなった親?に一年間は線香をあげない」と宣言していました。そこで番組の司会者が「埋蔵金発掘にかかる費用はどのくらいなのですか」と尋ねると、極めて真面目な顔で「特殊な機械を使いますので費用は36億円ほどかかります」と言ったのでした。私は一瞬目を剥きました。
 そんな巨額の費用が初老の依頼人に用意できるとも思えませんでしたが、彼は更に「発掘できれば埋蔵金は160兆円くらいになります」と言ったのでした。それを聞いて、もはや呆れかえるよりも精神が尋常ではないのでは…と思ったのでした。彼の話は真剣そのものでした。
 依頼人の年齢を考えれば残された人生で36億円だって使い切れそうにありません。(凡人の考えでしょうか?)そして36億円あっても更に160兆円ものお金が欲しいという感覚が理解できません。(凡人の感覚でしょうか?)
 …あの人は“算数”が苦手なのでしょうか?テレビで見る限りでは160兆円をどこかへ寄付するような人には見えませんでした。司会者が「2万円という鑑定結果に落胆されずに…」というと、即座に「いや未だ(お宝が)ありますので」と、気にしていない風に応じていました。凄い人なのか或いはすごい“変な人”だと思いました。
(2014/01/20 )
  今までのところ、とても雪が少ない冬です。降るのですが余り積もりません。小雪だと玄関前の雪除けが楽で助かります。
  先日PowerShot S120を新調しました。裏面照射型イメージセンサーと最新?の画像処理エンジンで驚きの画像が撮れます。驚いたのはノイズの少ない画像です。何しろISO5000という高感度域でもコンデジ画像としては十分です。その気になれば一眼レフを使いますがハイキングなどではコンデジが向いています。(このカメラです)
 今朝、驚きの新聞記事がありました。80代の男性が新型詐欺で、6500万円の現金を“手渡し”という被害に遭ったのです。架空の名義貸し系の詐欺ですが6500万円もの現金を(4回に分けたとしても)用意できたのですね。普通の人なら6500万という数字に対応できませんし、警察などに相談せざるを得ません。そもそも6500万円の蓄えがある人は数多くありません。
 更に要求され保険を解約しようとした時、保険会社の人に指摘されて詐欺と気付いたそうです。何てことでしょう。犯人としては数多く未遂を重ねても“たまに”6500万円成功すればどんな賭け事よりも率がいいでしょう。
 ため息が出るばかりです。
(2014/01/10 )
 新発田では(日本海側では)今日は大雪の予報です。しかし今(5:00)は雨になっています。新発田といっても広いので山沿いは雪なのかもしれません。今年は例年よりも冷えないような気がします。雪がないと気楽です。
 一昨日の“事件”には驚きました。送検された20歳の男が、警察官が付いていながら逃走を許したなんて信じられません。しかも建物の階段を使って玄関から走り去ったとは。追いかけた警官は50代後半ですから20歳に追いつける筈がありません。
 調べてみると過去にも同じようなケースがあるそうです。殆どが間もなく捕まっていますが一件だけ逃げ遂せたケースもあるといいます。
 更に驚いたのはこの男には妻子がいたことです。現在では破綻して別に暮らしているらしいです。…モテなかった私は、どうしてそんな男を選んだのか?と思ってしまうのですが
…いつの間にか、私だってろくな男じゃなかったことを忘れていました。
 いずれにしても今回の“事件”はアホらしくて唖然です。強権を託された警察・検察・裁判所にはしっかりしてもらいたいと思います。
『安易な〔ネズミ取り〕なんかして検挙実績を稼いでるんじゃねぇゾ』って言いたくなるんです。担当が違ったって安易な仕事に慣れれば面倒なことをやるのが嫌になるのが人間の性です。
〔ネズミ取り〕を目の敵にしているんです。(大人げなくても…)

(2014/01/01 )
 皆様、新年あけましておめでとうございます。
 新しい年がやって来る度に『今年は何とか平穏な幸せが訪れますように』と神様にお願いしたりします。人生のエポックには誰でも信心深くなります。
 元旦の雑煮を食べる前に街の神社へ参拝するのが例年のことになっています。今年は天候が悪くて心配したのですが、丁度その時刻(7:00頃)雨が止んでいました。…今日、元日はいつもよりも気温が高く、予報では4・5度になっています。雪がなく雲に覆われているので、少し暗い雰囲気です。
 つつがなく元旦の参拝を済ませて、お雑煮の前にお神酒を頂きました。お酒は一年振りです。この日のお神酒だけno countです。禁酒してから1年4ヶ月になりました。禁酒がこれだけ続いているので意志が強いと言われたりしますが、そうではありません。コントロールが利かないので、適量でやめることが難しいのです。ゼロ or 100という感じ方を直そうとしているのですが、なかなか…。
 みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(2013/12/23 )
  残り1週間で新しい年がやってきます。しかしなぜか実感が湧きません。おそらく毎日好き勝手なことをして過ごしているせいです。
 先日近隣の交差点でクルマと人の衝突事故がありました。歩いていた人は重大な怪我を負ったようです。新聞を読んでいた妻が教えてくれました。
「昨日、あの交差点で大きな事故があったんだよ。救急車が来たらしいけど分からなかったねぇ。歩いてる人を撥ねたんだって」
「ひいたおとーさんも死んだんだって」 クルマに乗っていた人まで死んだとはおかしい?
「えっ!ひいたおとーさんって、クルマに乗ってるのに死んだのか?」
「…?ひいたおとーさんも死んだっていうのよっ!」
 その前日に女優のジョーン・フォンティーンさんが96歳で亡くなりました。…で、その事故の日の新聞に俳優のピーター・オトゥールさんが81歳で亡くなったという記事が載ったのでした。
 妻がモゴモゴと発音するので『ピーター・オトゥールさん』が『ひいたおとーさん』に聞こえたのでした。
 妻は大笑いしていたのですが、私は「またか…」と思いました。モゴモゴに加えて話題が変わるサインがないのが困るのです。
 もう昔からのことです。人間って、時間が経っても変わらないものなんですね。まぁお互い様か。

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