ていいちOTP

(2013/02/17 )
 今日(2/16) は今冬一番の寒い日になりました。最高気温0℃、最低気温-3℃でした。日中は-2℃です。最高気温の0℃は日付が変わったあとの未明の気温です。でももう2月も後半へ突入?しました。あと2週間ほどで3月です。“例年”ですと大雪の降りやすい時期から遠ざかりつつあるのですが…。
 今日は驚くニュースがありました。ロシア中部のウラル地方に隕石が落下したといいます。隕石が爆発したというので、てっきり地上へ衝突して爆発したのだと思いましたが、違いました。大気圏突入時の熱をうけて急激に膨張して爆発したそうです。 
 そして調べてみると大気圏突入時に発生する熱は空気との摩擦によるものではなく秒速7qあまりの速度で飛び込んでくる物体の前面が空気を捕え、強く圧縮することで発生するのだそうです。
 でも物体の側面では摩擦熱だって発生すると思うのですが…違うのでしょうか?
 とにかく隕石の落下で大勢の人が怪我をされたそうです。でも亡くなった人はいないようですね。不幸中の幸い?なのでしょうか。
 隕石の落下ですから地球上のどこへでも落ちてくる可能性があるでしょうね。なんとか私たちの頭の上に落ちてこないことを祈るばかりです。

 図書館から中野孝次さんの『五十年目の日章旗』という本を借りてきました。読んでいる内に以前にも借りたことに気づきました。内容はとてもシビアで引き込まれます。作者の心に確固たる哲学が生まれたに違いない経験が綴られています。
 先日、星野富弘さんのエッセイ集を読みました。中学教師になって二か月半の頃、事故で首から下が動かなくなりました。同じようにシビアな経験が綴られていますが中野孝次さんと違って信仰に基づく深い哲学をかんたんな言葉で表現されています。
 一見、人生に対する思いが正反対に見えますが、私はどちらからも感銘を受けました。…自分がかなりいい加減な者だと再認識しました。
 先日、デジものの修理を依頼するために購入店へ出向いた時、20代半ばの担当者が『わけの分からない年寄りが来た…』という態度で応対しました。不愉快な思いでした。…しかし私が20代の頃ならやはり70に近い老人に対して同じ態度だったに違いないと思い返し、あの若い人だって無理もないともおもったり…。
(2013/05/10 )
 私たちのこの辺りでも、すっかり春の装いです。花粉もほぼ終息し、うれしい限りです。今年は桜が早かったのでやっときた“わが世の春”に桜は殆んど間に合いませんでした。それでも遅咲きの桜もあり、かろうじて楽しむことができます。
 マクロ的に社会を見ると心配が尽きませんが、ボケ防止薬だとでも考えればいいでしょうか。無責任でしょうか?
 あの福島原発事故の無残な状況を遠い国のことのようにして原発依存を主張するのはどんなものでしょうか。私たちが沖縄の人たちの基地問題を遠い国のことのように感じているのと同じなのでしょうか。
 先日、ツアーで群馬県の〈富弘美術館〉を訪れました。ツアーなので約一時間半程度の見学でした。星野富弘さんが怪我をして首から下が動かなくなったとき絶望のあまり絶食して死のうとしますが果たせず、とうとう食べてしまった時の美味しさに「いのちは人の自由にできるものではない」と知らされたというのです。
 いのちが生まれる時も、日々生きる時も、死ぬ時も“人の自由”にはできないものという“非常に厳粛な”事実に思いを致しました。

(2013/04/30 )
 4月も中旬になりました。やっと恨めしい春のアレルゲン(スギ花粉です。ヒノキ花粉は私にはアレルゲンかどうか分りません)も減少へ向かっているようです。あと1週間あまりで“わが世の春”へ脱出できます。
 リタイヤしてから9年目に突入しました。リタイヤする日が近づいてくる頃、毎日週末と同じ自由な日々がやってくるなんて夢のようだと思いました。しかしそんな日々が当たり前の月日が丸8年にもなると、夢がすっかり“うつつ”に変ってしまいました。ときおりリタイヤまえを思い出して現在の有り難さを再認識しています。
 ここ数年モノの名前が出てこない症状がすすんできました。“忘れた”というのとは違います。どこが違うかというと『モノの画像ははっきり描ける』『名前も喉の奥の方で半分ほどカオを出している』というマドロッコシイ不愉快な状態なのです。ですから独りで作業するだけなら適切な道具や機械を使って間違いなくできます。ですが、その作業を人に教える場合、言葉につまって説明に時間がかかります。教えられた人は「大丈夫かなぁ…」と感じて「信頼できないなぁ」と思います。
 年を重ねると皆がそうなるのですから諦めるしかありませんね。 
 
(2013/04/20 )
 明るい陽射しが続くようになりました。この下越地方も、いよいよ本格的な春がやってきました。花々が次々と咲きだし、桜の開花が宣言されたところもあります。
 近隣の公園の桜もつぼみが弾けるように咲きだしました。(桜に関連した〈essayみたいなもの〉をUPしましたのでよろしかったらお読みください)
 この春の光が輝くような時期は、同時に「早くスギ・ヒノキの花粉が終息して欲しい」時期でもあります。
 今回のUPでは気に入った画像がなかったので、このページの画像をロールオーバーにしてみました。我が家の近辺には住宅展示場が幾つもありましたが、一つ、また一つと撤退していきます。場所を移す会社や閉鎖するのもあります。
 日本の経済が大きく変わりそうな気配ですね。いや変えようとしているという表現が適切です。国債を日銀が引き受けるなんて常識的には〈禁じ手〉です。そうなれば流通する通貨の量がドンドン増えます。経済活動と無関係に通貨が増えても、適度に経済に刺激を与える程度にインフレを留めることができるのでしょうか。
 50年ほど前、池田内閣の〈所得倍増計画〉では物価が先行して“倍増?”しました。しかし数年後GNPが毎年10%前後も上昇しました。でもあの頃は『もののない時代でした』から旨くいったのではないでしょうか。今の『ないものがない』時代で、デフレ脱却ができても内需が拡大するかどうか怪しいかも…です。
 
(2013/04/10 )
 花粉飛散予報を日々チェックする毎日です。ここ数日は予測マーク最高の〔非常に多い〕が続いています。“非常に多い”が続かないといつまでも飛び切らないので複雑な心境です。
 先日〈拉致と決断〉蓮池薫著を読みました。日々監視されている軟禁状態の生活のなかで結婚し子供ができ日本へ帰ることなど諦めて24年間も北朝鮮で生活されたのです。私たちには想像もできません。…でもちょっと意外だったのは蓮池さんは“招待所”と称される施設で、監視付でも、一般庶民とは別格の待遇(もちろん日本の暮らしよりもずっと低い)で暮らしておられたようです。
 ……考えてしまいます。北朝鮮という国にとって日本人や韓国人などを“人さらい”してどういう国家的利益があったのだろう?不思議です。蓮池さんも書けなかった事情があったのでしょうか。
 彼の国は独裁の怖さと訝しさがいっぱいです。蓮池さんは著作の中で“平和ボケ”という言葉を使っています。むかし保守党の人たちが口にした言葉で、嫌いな言葉でしたが、近年では確かに日本人は老いも若きも平和ボケ状態ではないかと思うようになりました。

(2013/03/30 )
  “三寒四温”の言葉どおりこの時期になると、とても強い陽射しが降り注いできます。長い冬もそろそろ終わりに近づいてきました。昨日(03/17)は冬の間に汚れたワゴンR(白)の室内掃除をしました。…室内掃除なんて、下取りまで一度もやったことがないという人もあるかもしれませんが、
 クルマのシートを布団叩きでたたくと信じられないほどの埃が舞い上がります。その量は半端じゃありません。何年も前、それを知ってから年に2回以上室内掃除をするようになりました。(そんなこと知らない方が幸せでいられるかも…)
 春のアレルギーの季節がやってきました。眼と鼻の症状です。発症したのは新潟へ来てからですが眼科医もスギ花粉アレルギーの知識がなかったようで適切な薬を処方してもらえず困りました。この辺りでは4月の終わり頃になるとウソのように治ります。
 ギリシャでは庶民にとって、大変なことが起こりそうですね。ちょっとなにかで読んだだけの曖昧な理解ですが、ギリシャがユーロ圏からの援助を受けることになり、ギリシャの銀行などの預金についても預金者が最大10%ほどの権利を放棄しなければいけなくなる??らしいです…。お金などどんどん使ってしまうのが有利なのでしょうか。(どんどん使うほど持っていない私には関係ないか?)でも日本も国民一人当たり600万円?ほどの財政赤字だというのですから、ギリシャのようにならないとも限らないのじゃ…。(間違っていました。上の話はギリシャではなくキプロスのお話のようでした。私はこんな程度なんです。…ごめんなさい)

(2013/03/20 )
 ここ数日の好天に我慢ならずクルマのタイヤを夏用に交換しました。(片方は念の為スタッドレスのまま)北へ走る時はスタッドレスの方を使います。普通タイヤでは、一旦降られると立ち往生しますので…。 
 先週の北海道の吹雪で犠牲になった人たちは本当に気の毒です。私も新潟へやって来て数年たつまでは〈地吹雪〉の怖さを知りませんでした。
 温暖な地方でたまに降る雪はすぐに綿菓子のようにまとまりますが気温が低いと降った雪が融けずに粉末状のまま積もります。それが強い風に吹かれて、たとえ空からの降雪がなくても、1m先の視界も完全にゼロになります。もちろんひどい寒さで白魔(ホワイトアウト)になります。
 私もむかし通勤途上で経験したことがあります。短時間であれば視界が回復してから走り出すことができますが、北海道の今回のケースでは、長時間に及んだのでしょう。
 最近2件の置き引き事件が報道されました。どちらもパチンコ店のトイレに置き忘れた現金の入った財布を届けず失敬した事犯です。捕まった人が教師と警察官です。教師の方は教諭、警察官は警視とのこと、警視といえば警察署長あたりです。トイレに入ると財布の忘れ物がある…というのは如何にも罪作りでちょっと気の毒な気がしないでもありません。クワバラクワバラです。

(2013/03/10 )
 ここ数日、晴マークが並んでいましたが昨日あたりから再び冬型に戻りました。しかし今朝 (13/03/03) の気温はそれ程でなく、春を感じます。これから本当の三寒四温になります。そして同時に春恒例恨みの杉花粉の時期でもあります。
 昨日、とても気になるニュースがありました。福島第一原発で毎日400トンもの流れ込む水が放射性物質の汚染水と化しているのだそうです。1立方メートルが400個です。それが毎日増えていくというのです。汚染水ですから海や川に流すことができないでしょう。水が流れ込まないようにできないのでしょうか?(できるなら、とっくにやっているのでしょう)無限に増えていけば保管場所の確保もままなりません。
 こんな福島原発の状況を考えれば阿部総理が原発再稼働を言うのが理解できません。汚染水やほかの汚染物質は無害になるまで何千年という年月が必要でしょう。まさに、トイレやゴミ箱のない住まいと同じです。
 そんな不完全な技術を世界に蔓延させた人類は、きっとそのうちに滅亡すると思います。
 もう一つの驚愕のニュース、熱気球が300メートル上空から燃え落ちたといいます。20人近い人たちが犠牲になりました。遺体はひどく損傷していたとも報じられています。どんなにか恐ろしかったでしょう。
 ふと考えました。原発の問題も時間が引き伸ばされているので“ひどい恐怖”を感じにくいかも知れませんが、まさに熱気球の事故と同じ危険なことなのかもしれません。燃え、ゆっくり落下しているのです。しかし、ゆっくりでも地上に“叩きつけられる”のは間違いないのです。
(2013/02/24 )
(2013/03/03 )
 外は吹雪になりました。そういえば3月に入る前、例年こんな時期があった…などと無理矢理納得したりしています。
 北方領土などの交渉は進展するのでしょうか…。北方領土といいますが戦後もはや68年も経っているのに日本は4島が日本の領土だと主張し続けています。68年といえば人の寿命に近い年月です。少なくとも私の人生で一度も、実質的に日本領土だったことがありません。
 先日何かで森氏が択捉島を放棄して国後までを返還ということで…といっているという記事を読みました。そんな柔軟な姿勢が現実的だと思いました。
 素人の感覚では国後島は知床半島の隣ですから、あれがロシアだとは“こまりもの”です。昔、知床を訪れ、国後が目の前に見えビックリしました。
 図書館の新刊書の棚にあった『同志社大学神学部』という本を読みました。難しくて良く分らない部分が多かったのですが学問に真摯に向き合っている姿勢に感銘を受け、分らないなりに神学も一つでなく学派があり教会も各派があり神学者も流派があるらしいと分りました。
 検索すると著者は鈴木宗男議員の事件に連座して500日を超える拘置のあと執行猶予付き有罪となり外務省を失職した人です。興味を持って彼の書いた『国家の罠』という本を読んでいます。
 著者は日本の国益を思って懸命に仕事をしているなかで違法行為をこねあげられたように読めました。
 …私たち庶民に置き換えると“立ちションベン”をして逮捕され執行猶予付きの有罪になったようなケースなのかもしれません。だれでも日常生活で違法行為と完全に無縁な人はいないと思います。

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