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ワゴンRはとても気に入っているのですが一つだけ不審に思うことがあります。それはオイル交換頻度の指定です。メーカー指定では10,000キロまたは6ヶ月(シビアコンディションの場合は5,000キロまたは3ヶ月)になっています。
オイルのグレード、走行条件にもよりますが、今では、走行距離が短くても、6ヶ月というのはあまりに短いと思います。ましてシビアコンディションでも3ヶ月というのはあんまりです。
しかしDIYで工賃ゼロですし、5年間は重要箇所が保証期間ですから…。それにこういう作業が好きですからホントはやりたくてウズウズしてくるのです。
冬の間めったにボンネットを開けませんから、かなり汚れています。今回はオイル注入口とレベルゲージの辺りだけきれいにして作業します。
今回はフィルターも交換するので先に必要と思われるものを用意しました。ほんとうはラチェットは具合が悪かったので別のものを使ったのですが…。普通の走行ならオイルを混ぜてもノープロブレムです。

ていいちOTP

メガネレンチでドレンボルトを緩めてから「オイルハンター」を開いてボルトの下へ置きます。そしてボルトを回し抜くとオイルが流れ出ます。オイルがビニールの外へこぼれないように注意します。
ドレンボルトに新しいパッキンをのせてオイルがポトポトと垂れる程度になってからドレン穴へネジ入れます。全部ネジ入れるまでは指を使います。最後だけメガネレンチ(14ミリ)で適切なトルクで締めます。

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ドレンボルトの頭は14ミリです。右の黒いのは給油キャップ、左上はソケット型のフィルターレンチです。
オイルハンターへオイルを排出したところです。実は底のほうにたっぷりオイルが溜まっています。繊維を混ぜるようにすると全体にオイルが染み込みます。
10,450キロほど使ったフィルターを交換します。レンチは上のようなレバーを使って外します。意外に固く驚きました。締め過ぎないように注意しても月日が経つと固着するのです。…でラチェットでは頼りないと思いました。
オイルフィルターの取り付くところです。濾されたオイルは中心のボルトの穴を通って出ていきます。フィルターの取り付けも締め過ぎずゆる過ぎずが大切です。
フィルターを取り付けました。ソケット式の工具なので締めやすいです。これも止まるまで手で締め、最後だけレンチで強過ぎず弱過ぎずに締め込みます。こちらもご覧ください。
オイルドレン穴へ締め込んだところです。スズキの正規ではアルミパッキンですが、金属でないほうが最後のトルクの手ごたえが分かりやすいので非金属のものを使っています。どちらも一長一短かもしれません。
この注油口へジョウゴを使って新しいオイルを入れます。見えるローラーチェーンはカムシャフトをクランクシャフトで回しています。
画像の中心にある黄色いのがレベルゲージの栓です。アッパーレベルまで入れるようにします。(理想はアッパーのチョッピリ下までです。オイル入れ過ぎはよくありません)
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